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2021年07月09日

採水から30分で生物調査が可能な 環境DNAによる迅速な現場測定手法

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兵庫県立大学

パシフィックコンサルタンツ株式会社

株式会社ゴーフォトン

 

 

兵庫県立大学大学院情報科学研究科の土居秀幸准教授とパシフィックコンサルタンツ株式会社(代表取締役 社長執行役員, 重永智之)、株式会社ゴーフォトンの研究グループは、水を汲むだけで生物調査が可能な環境DNA調査を現場で30分で行うことができる迅速現場測定手法を開発し、Molecular Ecology Resources誌(分子生態学のトップジャーナル)に発表しました。

 

<研究成果のポイント>

  • 水を汲むだけで生物調査が可能な環境DNA調査を、モバイルPCRや簡易抽出により迅速化(従来手法:最低半日→新手法:30分に短縮)
  • コロナウィルス他様々な生物種・ウィルスの迅速検出に応用可能
  • 様々な場面で環境DNAの活用を広げる革新的な手法として期待(個人利用、養殖場での活用など)

 

<論文発表の概要>

研究論文名: On-site environmental DNA detection of species using ultra-rapid mobile PCR
著者:

土居秀幸1*,渡部健2、西澤尚文3, 齊藤達也4, 永田久雄3, 亀田勇一3, 真木伸隆2, 池田幸資2, 福澤隆3

  1. 兵庫県立大学大学院情報科学研究科、*責任著者
  2. パシフィックコンサルタンツ株式会社 社会イノベーション事業本部
  3. 株式会社ゴーフォトン
  4. 兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科
公表雑誌: Molecular Ecology Resources 誌(電子版)
公表日: 日本時間 7月8日(木)

*詳細は共同リリース資料をご覧下さい。